はりたつお 「大阪中央公会堂」

赤レンガと白い石造りのコントラストが美しい大阪中央公会堂を、やわらかな春の光の中に描いた作品です。
堂々としたアーチ窓やクラシカルな装飾が、長い年月を経ても変わらぬ品格をたたえています。周囲の木々は新緑をまとい、青空を背景に葉を揺らしながら、歴史ある建物にやさしく寄り添うようです。
木漏れ日のきらめきと、芝生の上を渡る風が、建築の重厚さに爽やかな軽やかさを加えています。大阪の街に息づく文化と自然の調和を感じさせる、清々しくも温かな情景です。

この作品は、空間にクラシカルな落ち着きと心地よい明るさをもたらします。
赤煉瓦の温かみと新緑の爽やかさが絶妙に調和し、季節の息吹を感じるやわらかな印象を与えます。
リビングや玄関、書斎などに飾ると、外の光を引き込むように空間全体が明るくなり、自然と心が解きほぐされるでしょう。
また、建築をモチーフにした作品ならではの端正な構図が、インテリアに上質なリズムを生み出します。日々の生活に穏やかな品格と、都市の中の自然の美しさを届けてくれる一枚です。